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■ホタルイカの串焼きレシピ

　ホタルイカの有名な富山湾では4月から5月にかけてホタルイカ漁を見学できる。夜の海上に船で待っていると、イカ漁の灯を目指して集まるホタルイカを網ですくいあげる瞬間が見られる。ホタルイカの発光はとても幻想的で青い宝石のようだ。

　生で食べたいところだが、内臓には寄生虫がいることもあるので茹でて酢味噌で食べるのがホタルイカの一般的な食べ方だ。でもせっかくだからもう一工夫。このホタルイカ串焼きこそ富山のかたにも勧めたい。

■ホタルイカの串焼きレシピの調理方法（焼き方）■

1. 透明感のある目の濁っていないホタルイカを選ぶ。
2. 1リットルのお湯を沸騰させて小さじ一杯の粗塩を入れる。
3. ホタルイカを20秒ほど茹でて急いでザルに上げる。
4. 粗熱を取ったら目を取り除く、面倒な作業だけれど丁寧に。
5. 向きを揃えて竹串に打つ。
6. 七輪は中火、両面を軽く炙って香ばしい匂いがしてきたら生姜醤油を刷毛で塗る。

　焼くときに長細いホタルイカはくるくると串が回ってしまう。数本の串を寄せ合ってまわらないようにする。

　出来上がったホタルイカの串焼きは甘くてほろ苦いワタの味と、ぷりっとした歯応えの身を同時に楽しむことのできる一品。生姜醤油をぴりっと利かせて頂こう。

　生のホタルイカが手に入らなければ茹であげたものでもよいが、イカの茹でたてって本当にうまい。できれば自分で茹でてみて。