■イカみりん干しのねぎグルグル焼きレシピ

　イカの一夜干しを醤油とみりんで甘辛く仕上げたものがイカのみりん干しだ。しこしことした肉厚のスルメイカには塩干しよりも強めの甘みがよく似合う。干物専門店で販売されているので大ぶりで肉厚のものを手に入れよう。

　大好きなイカの一夜干しだが七輪の焼き網にのせるとイカの皮が引きつれてしまう。くるりと丸まってしまうのが悩ましい。勝手に反り返ってしまい、箸で抑えてもぐいぐいと押し返してくる。焼きムラはできるし、押さえつけている部分は焦げてしまう。

　それならばと。焼く前にグルグルとスルメイカの干物を巻き上げて串で刺してしまえ！さらに甘辛い身に合うねぎグルグル巻いてしまおう！どうだ、反りかえれるもんならやってみろ！と考案したイカみりん干しのねぎグルグル焼き。程よくこんがり焼きあがった皮、しっとりとした身と程よく辛口の細ねぎ。はい、おとなしくなったイカはこんがりと美味しく焼けました。

■イカみりん干しのねぎグルグル焼きレシピの調理方法（焼き方）■

1. 足、軟骨を外して縦に真っ二つにスルメイカみりん干しを切る。
2. イカみりん干しの半身に細ねぎ10本程度をあわせて力を入れてぐるりと巻きつける。
3. 押さえつけたままのグルグルイカの端同士を重ね合わせて金串を4〜5センチごとに打ちながら止めていく。
4. 次の半身も同様にねぎグルグル巻き→同じ金串に打つを繰り返す。半身4つ分できたらオーケー。
5. 金串と金串の真ん中をカットして下の写真のように一串ずつに切り分ける。
6. 中火の七輪で焼き上げる。焼鳥や秋刀魚に適した長方形の七輪が焼きやすい。

　お好みで七味唐辛子を振りかけてどうぞ。きりきりに冷やした日本酒が合います。