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■自家製甘塩イカの一夜干しレシピ

　イカの一夜干しがとても好き。艶やかな乳白色のイカを焼くと皮が反り返り、とても香ばしい。イカの塩辛も作り方は簡単だが、イカの一夜干しはもっと簡単。一晩干したら翌日の昼間はビールと七輪を持って外に行こう。

　市販のイカの一夜干しは保存を効かせるために少々塩辛い。イカの甘みを活かしたいので、塩は好みで減らしていき、出来上がったらすぐに食べよう。

■自家製甘塩イカの一夜干しレシピの調理方法（焼き方）■

1. 透明感のある新鮮なイカを選び、内臓を傷つけないようイカのエンペラ（てっぺんのびらびらの部分）のある反対側から、胴体の中心を切り割く。イカゲソも同じように中心を割るように切り開く。
2. ハラワタと目、くちばしを取り除き、足の吸盤の硬いものをしごき落とす。一度水で洗い流す。
3. 水１リットルに塩を大匙一杯半、日本酒50ccを入れてイカを小ぶりなら15分、大きめなら20分浸ける。
4. 干物網にくっつかないように並べる。釣具屋で800〜1500円で入手できる。風通しの良い場所につるす。秋から春先の冷たい風が理想的。

　早速七輪で焼こう。焼きすぎずに両面をあぶるように。七輪は中火で焼き網はじっくり熱くしてからイカの一夜干しをのせる。焼き網が充分に温まっていないとしっとりしたイカの身がくっついてしまうのだ。

　まずは一口にカットしたイカの一夜干しの切り身をそのまま口に放り込む。熱々で柔らかくて程よい塩加減がうまい。イカゲソがしこしことしてこちらもまたよいのだ。

　好みで醤油とマヨネーズと七輪をミックスしたたれにちょっとだけつけて。