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■岩牡蠣ラグーソースのピザレシピ

　夏に旬を迎える岩牡蠣は身がたっぷりと厚い。そのままクリーミーな剥き身を頬張るのもうまいが、細かく刻んで牡蠣の身のミートソース、ラグーソースを作り、ピザ生地に塗って焼く。時間をかけて煮詰めた岩牡蠣のソースはとても濃厚で、磯の香りがつまっていて一口ごとにうなってしまう。

　まずは岩牡蠣をどんどん剥いて、できれば海水で、なければ海水程度に作った塩水で洗い、汚れを落としておく。ザルにあげて、ボウルを下においておく。

■岩牡蠣ラグーソースのピザレシピの調理方法（作り方）■

1. 剥き身にした岩牡蠣を包丁で細かく刻み、さらに包丁で叩くように細かくする。汁気がまな板からこぼれそうになったらボウルに集めておく。
2. フライパンに細かく叩いた岩牡蠣の身を入れて、オリーブオイル大さじ1で炒めて、トマト缶を入れる。
3. トマトをつぶしながら、スプーンで混ぜ合わせて煮詰める。フライパンの回りについたソースも鍋の中央に戻す。この細かい作業が凝縮されたソースを作る。
4. ある程度煮詰ったらボウルの岩牡蠣の汁も合わせてさらに煮詰める。
5. 塩と胡椒で味を調えてソースの出来上がり。

　七輪にがんがんに炭火をおこす。たっぷりと炎の上がった炭を用意したら写真のようにスキレットの蓋に炭を移す。このまま10分ほどスキレットを充分に熱する。

　キッチンペーパーにピザ生地をのせる。岩牡蠣ラグーソースを厚めに塗り、刻んだニラをのせてスキレットへ入れる。フタをして夏なら2〜3分、冬でも4〜5分。

　さあ、熱いうちに、生地がさっくりしているうちに召し上がれ。

　 七輪ならではの火力が、このさくさくの焼き上がりを作り出す。 ソースはとても濃厚で潮の香りのかたまりだ。ミキサーを使わずに手で細かくするから、粗い仕上がりの岩牡蠣のつぶつぶ感が楽しい最高のラグーソース。