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■巨大岩牡蠣（イワガキ）の簡単七輪スモークレシピ

　夏が旬の岩牡蠣。開け方が真牡蠣よりも大変だが、濃厚なミルク袋から溢れるとろりとした甘み。照りつける太陽の下で楽しむ旬の岩牡蠣を超えるものは無い！牡蠣は海の味だから産地によって特色が出る。岩牡蠣の食べ方はと聞かれれば、この簡単アウトドア絶品レシピ、岩牡蠣のスモークですと答えたい。

　３、４年ものの立派な岩牡蠣。開け方のコツは蝶番（ちょうつがい）を手前、平たい蓋を上にしたときに右上に太い岩牡蠣の貝柱がある。二枚の貝の間を見つけるために、牡蠣を二つ持って、ナイフを差し込むあたりをごしごしとこする。すると二つとも貝の隙間が見えてくる。

■巨大岩牡蠣（イワガキ）の簡単七輪スモークレシピの調理方法（焼き方）■

1. 上蓋を開けた岩牡蠣は立てかけて斜めにして、余計な水分を出す。15分。
2. 中火の七輪にのせて表面を焼いて旨みを閉じ込める。
3. 七輪の網を少しずらして、燻製用のチップを一つまみずつ入れる。もうもうと煙が出てくるので、時々岩牡蠣をひっくり返す。炎が上がらないように時々チップを足す。
4. 中までアツアツになったら出来上がり。

　もうもうと上がる煙に燻された岩牡蠣。大きい剥き身がぎゅっと縮まると同時に美味しさを濃縮する。ナイフを入れる。白子のようなとろりとした身。

　一緒に飲むならピートの香りの強いスコッチ。ナイフでカットしても一口がでかいから、しっかりと、ゆっくりと岩牡蠣の甘さを楽しむことができる。充分塩気があるけれど、好みでちょっと醤油につけてもいい。

　風が強くなければ、蓋などをしなくても簡単にできるスモークレシピ。もちろん真牡蠣でもできるので、面倒な人は牡蠣の剥き身を網にのせて水気をきってから焼き始めよう。