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■キャビアのせ炭火焼きアボカドのレシピ

　アボカドとアボガドどちらが正解？そう、アボカドです。英語ではan avocado。データでは1/3の人が間違えているとか。アボカドの簡単なレシピはサラダに入れたり、アボカドを潰してディップにしたり、マグロと組み合わせてわさび醤油。ここでは大胆にキャビアと合わせるアボカド料理を作っちゃう。しかも七輪で焼いちゃうのだ。

　まずは熟した美味しいアボカドの選び方が大事。皮の色が緑色だとまだまだ未熟。最近は薄くて乗せにくいがテレビの上や、電気ポットの近くなど暖かい場所において追熟させる。

　店で選ぶときは皮が黒いものをそうっとさわる。でも押しちゃだめ。強く押すと身が崩れて皮をむいたときに緑のきれいな果実が黒っぽくなってしまう。 やさしく、そっと触って「もうこのアボカド食べ頃かな」と思ったら買い物カゴに入れてレジへ。

　さて、アボカドにも旬がある。一年中出回っているものの、新物の季節は9〜10月なので味わいはさっぱりとしている。初鰹のさっぱり感は良いものだが、あまり青々しい味よりもアボカドはねっとりしているほうが好きだ。このねっとり感はアボカドに含まれる脂肪分＝オイルコンテンツの割合で決まる。

　さて。アボカドはおいといて。
　キャビア。焼いたアボカドにたっぷりのキャビアをのせる。写真の量では大さじ一杯、20〜30グラムというところ。世界三大珍味のキャビアは高い。ロシア産の天然チョウザメのキャビアともなれば20グラム2000円。

　そんなことはできないので、これはイミテーションキャビア。ランプフィッシュとよばれるカサゴ科の魚などの代用品を使い、色づけして味をつけたもの。１瓶500〜1,000円で購入可能。

■キャビアのせ炭火焼きアボカドのレシピの調理方法（作り方）■

1. 卵型のアボカド。下のイラストを参考にしてほしい。縦方向にぐるりと包丁を入れる。中心に直径3〜4センチの種があるので途中であたる。そこから�@のようにぐるりと一周。
2. �Aのように種を中心に半身を固定して、もう一方を回す。ぽこっと外れる。
3. �Bのように包丁を種の真ん中にとんっと包丁を食い込ませる。またもや回転。種が�Cのように外れる。
4. 七輪は中火で準備。アボカドを皮のある方から焼く。５分ほど。ひっくり返してさらに軽く焦げ目をつける。
5. 焼きあがったアボカドの種を抜いた空洞にイミテーションキャビアをたっぷりのせて。

アボカドの切り方（むき方）をイラストで説明。回転カットが重要なのだ！

　ほっくり焼きあがったアボカドにキャビアの塩味がよくなじむ。スプーンでぐっとすくい上げて熱々を食べよう。フトコロも暖かいかたはどうぞ本物のキャビアで一口5000円のキャビアのせアボカドにトライ。