七輪アウトドアレシピ HOME　＞　野菜の七輪レシピ一覧　＞　ぐるぐるネギの炭火焼きレシピ

■ぐるぐるネギの炭火焼きレシピ

　冬にぐっと甘みを増すネギは香味野菜としてどんなレシピにも使える。細く細く切った白髪ネギ、刻みネギにして調理の仕上げに添えたり、鍋の具にも焼き鳥にも欠かせない。種類も長ネギ、青ネギ、万能ネギ、わけぎにエシャロットと選び放題だ。今回は葉の柔らかいわけぎをぐるぐる巻くだけの七輪簡単レシピを作る。

　焼肉の時に太目の長ネギを3〜4センチの長さにカットしておく。炭火で長ネギの外側が真っ黒に焦げるぐらいに焼き、一番外の皮だけ薄く向いたものを食べるのがうまい。ネギの旨さは程よい辛味と汁気タップリの甘みなのだ。

　長ネギだけに限らず、細ネギ系の九条ネギ、博多の万能ネギや玉ねぎとの雑種のわけぎもきんきん燃える炭でちょっと焼き上げると、汁気がさほど逃げずに甘さがぐっと引き出せる。ただ細ネギ炭火焼きの面倒は、急いで焼かないと焦げてしまう忙しさだ。それならばと柔らかい葉の部分でぐるぐると巻いてしまい、大事なオツユを閉じ込めてしまおうという魂胆。

■ぐるぐるネギの炭火焼きレシピの調理方法（作り方）■

1. わけぎの葉の新鮮な柔らかい部分を7〜8本選んでおく。残りのわけぎは20cmの長さにカットする。
2. 束ねたわけぎにそうっと選ったわけぎを巻きつけて結ぶ。強く引くと切れるので、くもの糸でも引っ張るようにゆっくりと。初めてやるなら余分に縛るわけぎをとっておく。きっとぷつっと切れるので。
3. 強火の七輪の焼き網にのせてときどき転がし、外はこんがり、中はしんなりしてきたらできあがり。

　こんがり焦げめのついた結びをほどいて食べるもよし。そのまま焼肉のたれにちょいとつけて、大口開けてかぶりつくのもよい。じゅわりとネギの甘い汁を充分に楽しめる焼肉の合間の一品。