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■本ズワイガニ、ハーフポーションの炭火焼きレシピ寒い季節本ズワイガニと呼ばれるズワイガニ本種が11月に解禁、旬を迎える。浜茹でものではなく、生のズワイガニを七輪の炭火で焼くと甘みがふくらむ。柔らかくカニの汁気たっぷりだ。カニの選び方、焼き方、食べ方をマスターしてズワイガニを堪能しよう。
■甘くて旨いズワイガニの種類、選び方■ ズワイカニの種類 ズワイガニは店頭でもネットでも高級食材だけに競って広告だらけ。どれが美味しいのから選ぶのに迷ってしまう。まずこの三種類を覚えよう。 【本ズワイガニ】 【大ズワイガニ】 【紅ズワイガニ】 まずはズワイガニ最高の味を知るべし。できればブランドの確立した、目利き漁師の選んだ本ズワイガニから食べたい。 ズワイガニのポーション カニ通販サイトにはしきりにポーションという単語が出てくる。ポーションとは小分けに冷凍された食材のことで、剥くのが大変なカニの剥き身が人気。しゃぶしゃぶ用に全て剥いてあるもの、カニ爪コロッケ用に爪先端だけ残して剥いてあるものも多い。 七輪で本ズワイガニを焼くときには半分だけ剥いてあるハーフポーションを選ぶ。殻が濃厚なカニ汁の受け皿になり、カニ身をふっくらジューシーに加熱できるのだ。 さあ、七輪に備長炭を準備して本ズワイガニのハーフポーションを解凍する。解凍するときには半分残っている殻側を下にしておくことが大事。せっかくのカニの旨みが流れ落ちないようにしよう。
■ズワイガニ、ハーフポーションの炭火焼きレシピの調理方法(食べ方)■
さあカニ身の隙間に箸先を滑り込ませて身を剥がす。するりととれる。脚先を持ち上げてあーん。熱いカニ汁に焼けど注意。 うまい。甘い。ふわふわとした食感が口いっぱいに溢れ、ほろりと身が舌でつぶれる。透明感があり炭火の香りが輪郭をはっきりさせてくれる。カニ殻から焼きガニの香ばしい香りが漂う。
カニ爪は身が厚いので、まず殻を上にして一分ほど焼く。それから裏返す。爪の部分を火の中心近くにおくとカニ腕も火が均一に入る。ほらカニ爪の身が真っ白くなり、ふつふつと動いてきた。焼けた! 脚の付け根の部分は稼動部なのでしっかりした蟹肉がうまい。焼きあがったら手で一本の付け根ごとに外して身を吸い取る。
さあ食べ方が分かったかな。本ズワイガニは脚が長いので、丸い七輪よりも写真のような長方形の七輪が使いやすい。おっと下のカニ脚が焼けてきた。さあおかわりどうぞ。
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