日本伝統調理器具、七輪を使ったアウトドアBBQレシピ。
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■本ズワイガニ、ハーフポーションの炭火焼きレシピ

 寒い季節本ズワイガニと呼ばれるズワイガニ本種が11月に解禁、旬を迎える。浜茹でものではなく、生のズワイガニを七輪の炭火で焼くと甘みがふくらむ。柔らかくカニの汁気たっぷりだ。カニの選び方、焼き方、食べ方をマスターしてズワイガニを堪能しよう。

本ズワイガニの焼き方

 

甘くて旨いズワイガニの種類、選び方

ズワイカニの種類

 ズワイガニは店頭でもネットでも高級食材だけに競って広告だらけ。どれが美味しいのから選ぶのに迷ってしまう。まずこの三種類を覚えよう。

【本ズワイガニ】
 
日本沿岸で獲れる。福井では越前ガニ、島根や鳥取では松葉ガニのブランド名が有名。加熱すると淡いオレンジ色になり、カニのなかでは最も甘みが強い。

【大ズワイガニ】
 
ロシア産のもので、本ズワイガニに比べて大きく、加熱時にはより強い赤になる。味は本ズワイガニに比べるとやや硬く、甘みもやや劣る。

【紅ズワイガニ】
  日本沿岸で獲れ、甘みも強く旨いが、水分が多い。冷凍解凍すると身も少なくなってしまうので、産地で生の調理したてを食べるのがよい。

 まずはズワイガニ最高の味を知るべし。できればブランドの確立した、目利き漁師の選んだ本ズワイガニから食べたい。

ズワイガニのポーション

 カニ通販サイトにはしきりにポーションという単語が出てくる。ポーションとは小分けに冷凍された食材のことで、剥くのが大変なカニの剥き身が人気。しゃぶしゃぶ用に全て剥いてあるもの、カニ爪コロッケ用に爪先端だけ残して剥いてあるものも多い。

 七輪で本ズワイガニを焼くときには半分だけ剥いてあるハーフポーションを選ぶ。殻が濃厚なカニ汁の受け皿になり、カニ身をふっくらジューシーに加熱できるのだ。

 さあ、七輪に備長炭を準備して本ズワイガニのハーフポーションを解凍する。解凍するときには半分残っている殻側を下にしておくことが大事。せっかくのカニの旨みが流れ落ちないようにしよう。

七輪で燃える備長炭

材料(4人分) 分量
本ズワイガニ 2キロ
七輪の火力

強火

アウトドア度 ★★★
調理時間 10分

ズワイガニ、ハーフポーションの炭火焼きレシピの調理方法(食べ方)

  1. 七輪の炭火は強火に準備。焼き網も充分に熱する。
  2. 殻を下にして焼き網に本ズワイガニをのせる。焼き上がりが均一になるよう、同じ大きさの部位を選んでのせると上手に焼きやすい。
  3. カニ殻とカニ身の隙間から泡がふつふつと湧き上がってきたら焼き上がりだ。すぐに火からおろすこと、加熱し過ぎると本ズワイガニの身がぱさぱさになるので厳禁だ。

 

 さあカニ身の隙間に箸先を滑り込ませて身を剥がす。するりととれる。脚先を持ち上げてあーん。熱いカニ汁に焼けど注意。

 うまい。甘い。ふわふわとした食感が口いっぱいに溢れ、ほろりと身が舌でつぶれる。透明感があり炭火の香りが輪郭をはっきりさせてくれる。カニ殻から焼きガニの香ばしい香りが漂う。

七輪には本ズワイガニが似合う

 

 カニ爪は身が厚いので、まず殻を上にして一分ほど焼く。それから裏返す。爪の部分を火の中心近くにおくとカニ腕も火が均一に入る。ほらカニ爪の身が真っ白くなり、ふつふつと動いてきた。焼けた!

 脚の付け根の部分は稼動部なのでしっかりした蟹肉がうまい。焼きあがったら手で一本の付け根ごとに外して身を吸い取る。

カニ爪も焼く

身と殻の隙間から泡がふつふつしたら焼き上がり

 

 さあ食べ方が分かったかな。本ズワイガニは脚が長いので、丸い七輪よりも写真のような長方形の七輪が使いやすい。おっと下のカニ脚が焼けてきた。さあおかわりどうぞ。

本ズワイガニは焼くと淡いオレンジ色になる

 

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