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■七輪をダッチオーブンの焚き火台に。バーベキューでダッチオーブンを使うときは、常に炭火を起こし続ける焚き火台(ファイヤーピット)が必須。七輪は焚き火台にもなれるのだ。イラスト画像付きで七輪とダッチオーブンの組み合わせ方を紹介。
■■安定感が大事、七輪にダッチオーブンをのせる。七輪と同様にダッチオーブンもアウトドアでの飯作りには重宝する。遊ぶ人数の多い私達にはでかい鉄鍋で大きな食材を丸ごと加熱したり、スープなど汁物の調理には欠かせない。 使い始めて14年以上にもなるダッチオーブンで始めの頃苦労したこと。アウトドア調理での悩み。それは火の調整だった。 キャンプ場で焚き火をしながらダッチオーブンへ熾き火を移していくのだが、焚き火もそこそこの炎を保ち続けるにはどんどん薪をくべなければならない。炭もバーベキューコンロではあっという間に燃え尽きてしまうのだ。 ところが七輪を導入し始めてからダッチオーブンの使い勝手が一変したと言っても過言ではない。追加の炭もすぐに着火するし、送風口を閉めれば燃えすぎた炭を鎮静し、燃料をセーブできる。
極めつけはダッチオーブンの七輪への直載せ!脚付きのダッチオーブンはほどよく七輪との間に空気の流れ道を確保でき、隙間から細めの炭や薪を追加できる。 薪を差し入れるとぽっと点火したと思いきや、見事な強火としてダッチオーブンを加熱してくれる。この感覚、ダッチオーブンマニアな方なら「ぽんっ」と膝を叩いて納得してくれるはず? ただし注意してほしいことがある。この直載せ。ダッチオーブンのほうが重いのだ。七輪をしっかりと安定させて欲しい。海岸なら少し砂を掘り、さらに岩で周りを囲むなどの工夫が必要だ。また汁物のレシピはダッチオーブンを一気に重たくするので、その場合はいつもどおり別に焚き火を組んで地面に直置きしよう。 焚き火台が最近はやっている。スノーピーク社の焚き火台はかなり頑丈で、ダッチオーブンをのせてもびくともしなかった。
でもダッチオーブンそのものが重たいので、10インチの浅めのものまでにしておくのが無難。また練り製の七輪の場合、七輪自体が崩れてしまうことがある。その場合は脚をのせずに、前述の焼き鳥ブリッジを挟み込もう。ダッチオーブンの重さが分散される。 まだダッチオーブンは敷居が高いかなとお思いのあなた。身近な七輪がダッチオーブンレシピへのチャレンジをサポートしてくれる。アウトドアレシピがぐっと広がるので是非トライ。
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